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暑い夏を更に厚くするパリ五輪始まる!

 四年に一度の真夏の祭典が始まりました。連日、熱戦が続き選手たちの活躍に昼夜逆転して一喜一憂されている方が多いと思います。勝って涙、負けて涙。いずれにせよ全身全霊で自己の全てを犠牲にして、練習、練習と精進を重ねて大会に臨んでいる彼等には日の丸の本に生きる者として最大級の賛辞を贈りましょう。この2週間は、4年に一度、日本人が日本人であることを実感し、誇りを感じる時間です。これを機に、祖国日本、郷土(ふるさと)を大事に思う心の大事さを子供たちの知らしめてはいかがでしょうか。

 令和人間塾・人間学lab.では、9月の第二日曜日の朝から、新定例講座「親子で学ぶ 日本の心」を開講します(詳細は別紙の添付チラシを参照ください)。オリンピックで芽生えた日本に対する愛国心を正しく育み、将来の日本を背負う次世代の子供の達に正しい日本成り立ち、郷土の偉人たちの苦労、業績をきちんと教えて、導いていく会を目指して、姫路城城内姫路神社の寸翁会館で9時30分から開きます。是非、ご家族、友人知人の親子を誘ってご参加ください。

令和6年7月23日から7月28日の間に開催された定例講座は以下のとおりです。

▼姫路水厚会講座(安岡忍仏学を読む)(田中昭夫先生)

 「『酔古堂剣掃』を読む」の四回目は、第三章の「人間と花鳥風月」の二講目でした。「生活・自然・風流」、「書斎の友と飲酒九則」は、道を学ぶ同志道友との交わりの醍醐味を説かれた好文章です。酒を飲むなら、こういう気心の知れた友人と自然の中で静かに語らい、美酒を味わいたいものです。

▼伊與田人間学を学ぶ 第六句『孝経』第一講 (竹中栄二先生)

 伊與田人間学の根幹は、『論語』、『大学』、『中庸』にありますが、今一つ忘れてはならないのが『孝経』です。『孝経』というと『小学』同様、初学者向けの経書を思われがちですが、老若男女すべての人が人生を完熟する為に知っておかねばならないことが十八章で説かれている書です。今回はその一回目で『孝経』を読む意義と巻頭の開宗明義章第一を味読しました。