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皇紀2686年、丙後の年。新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

 大激動の昨年、乙巳の年から丙午の年に移りました。世界が日本を求めています。世界が混迷を来たす中、我が国はありがたいことに安寧な新春を迎えることができています。昨年半ばから日本国内も大きく変動しました。高市新総理体制下で、一気に国内の沈滞ムードが一層され、世の中に活気が溢れだしました。この事からも、世の中はやはり人次第、その地位に相応しい人得ないと世の中は停滞してしまうことを国民は皆、実感したのではないでしょうか。

 昨年の乙巳の年(2025年)から1380年前に起こった乙巳の変(昔の教科書では大化の改新)により、日本という国の基礎作りが始まりました。

最近の歴史教科書では、中大兄皇子と中臣鎌足による蘇我入鹿の討伐のことを乙巳の変、その翌年の646年の丙午の年から始まる新しい国造りの事を大化の改新と呼んで区別しています。今年から始まる新日本建設に国民が一丸となって取り組む、また、天皇陛下、政府と国民が一体となって新しい国造りに取り組むことで、長い間停滞していた日本が再起動するのです。丙午というと「丙午の女性は気性が荒く、男性の寿命を縮める」という迷信がありますが、そんな事実はありません。丙午は、火のエネルギーが旺盛になり、情熱、行動力が高まり、ここ数年取り組んできた新体制、新気運が大きく開花する年になります。馬は飛躍の象徴ですが、非常にデリケートな動物で機嫌を損ねると荒馬になってしまいますので、丁寧に事を処理することが必要なのです。これから始まる令和の改新の一年、皆さまの個人、組織にいても躍進の年になりますように祈念してります。本年も一年宜しくお願いいたします。

令和7年12月22日から令和8年1月4日の間に開講された定例講座は以下のとおりです。

▼12月24日 姫路水厚会講座 『宋名臣言行録』を読む(田中昭夫先生療養中につき、三木先生、竹中が進行)

 今回は、テキスト『宋名臣言行録』に学ぶ の第六章 「己を成して物を成さんとす」を味読しました。宋代儒学者であり経世家である欧陽修等革新派の唱えた「朋党論」(君子の集まりであれば、寧ろ国家のプラスになる)に反を唱える保守派と政権争いを学びました。中でも、「三上」の教え(文章を練るに最上の場所、馬上、枕上、厠上)と「三多」の教え(文章上達の三条件、看多、さ多、商量多)は大いに参考になりました。

▼12月25日 岡田武彦先生の著作を読む『簡素の精神』第11回

(三木英一先生)

 『今回は簡素の精神』の第三章「日本文化と簡素の精神」の終盤、「日本音楽」、「日本武道」についてまなびました。「日本音楽」は、神楽歌、大和歌に代表される伝統音楽に、飛鳥奈良時代に伝来した外来音楽が加わり、受容されることで、素朴で生活に結び付いた音楽を形成してきたことを学びました。日本の楽器ひとつみても素朴で、静かで、落ち着いたものになっています。最後にはこの日はクリスマスイブであり、後一週間で新年を迎えるということで、三木先生の先導により参加者全員でクリスマスソング、日本の唱歌(年始に唄われた)を歌いあげました。

▼12月28日 伊與田人間学を学ぶ 第七期『続 有源山話』第11講

(竹中栄二先生)

 『続 有源山話』も今回が最終講でした。半年間に渡って「論語と日本」という題で、伊與田先生が如何に日本社会に『論語』が浸透していったのかを講ぜられました。六国史という歴代天皇実録に散見される論語の言葉を丁寧に拾い上げられての御話しで、我が国が何故、孔子の理想とした周の国のような徳治国家に成りえたのか合点がいきました。天皇家も官吏も貴族も皆、学びの基本に『論語』を据えていたことで今日、世界から羨望される君子国日本が形成されてきたのです。このことをもっと多くの人に知って頂きたいと思いました。