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新学期始まる! 令和8年度の始まりに思う 日本社会の再考

 全国の学校、会社で令和8年の新年度が始まりました。今年は昨年にもまして、初登校日に、児童の前後に親御さんが付きそうという光景がみられました。最近の物騒な事件からすると仕方ない事ですが、世界一安全な国と言われてきた日本がこのような事態になっていることは驚くべきことです。もはや、道義国家日本は完全に地に堕ちてしまいました。新学期が始まると、次の問題は学校に馴染めない子供たちがでてくることです。これから2週間の学校生活に慣れ始めた頃に、ゴールデンウイークという長期休暇がやってきます。そして、そのゴールデンウイーク明けになると、更に、学校に馴染めない子供たちが出てきます。此れは日本の社会構造の大きなゆがみだと思います。大人の都合で長期休暇を助長し、子供が学校に集中できないようにしてしまっています。我が国は今、少子高齢化問題に直面しています。その貴重な少数の子供たちが健全に成長するのを阻害するような国の仕組みは早く改めねばならないとおもいます。「働かき方改革」という言葉が、葵の御門のように使われていますが、元来、日本人は勤勉勤労の国民です。農耕民族に週休2日制などという仕組みはありません。自然と一体になって自然の恵みを最大に活用して培ってきた皇紀2868年のこの国の行く末を思う時、「今だけ、金だけ、自分だけ」の経済第一主義はひとまず横に置いて、日本人の本質を見直しましょう。令和人間塾では、4月から新講座も増設し、日本人が日本人たる学びを展開してまいります。

令和8年4月6日から12日の間に開講された定例講座は以下の通りです。

▼4月9日 伊與田覺先生のみ教えに学ぶ 

『指導者として人物を磨く・論語』 第9講 (三木英一先生)

 今回のテーマは、「仁の心」です。『論語』の教えの眼目ともいえる「仁」は日本人が古より大事にしてきた心です。「人間は社会的動物である」といいます。我があり、汝があります。一人から、二人、三人となったときに我と汝を区別することなく一体感を持つ、相手のことを慮る、これが「仁」の心だと孔子は言っています。

▼4月11日 師友活学塾 第4期 『人の長たる者の人間学』第一講

竹中栄二先生)

 この講座は3月まで論語普及会の文化講座として開講しておりましたが、今月より、「師友活学塾 第4期」として、令和人間塾の新講座としてされました。安岡教学の入門篇として伊與田先生が講じられた経書を繙いていきます。

テキストは、伊與田人間学の集大成ともいえる『人の長たる者の人間学』を用います。今回は第一講の「成人と人間学」でした。

▼4月11日 伊與田易学を読む 地天泰―2(竹中栄二先生)

『易経』は陰陽の組みあわせで出来る八卦、俗にいう「当るも八卦、当たらぬも八卦」を、更に、展開した六十四卦によって、天地自然、人生に於て我々が経験する事象を解き明かした本で古代より東洋古典の奥義と言われてきました。その『易経』の教えで、もっともお目出たい卦と言われる「地天泰」の卦に付いて今回も学びました。平和、安泰な日々が続くと人々は堕落し、怠惰になり、失意の時を忘れてしまいます。人はこの原理原則を理解しないままに世の中の栄枯盛衰に一喜一憂しているのです。

▼4月12日 親子で学ぼうよ!日本人のこころ 第18回(竹中栄二先生)

 桜の花はほぼ散ってしまったものの、姫路神社の境内は桜の絨毯で覆われていました。今回も清々しい新緑の風薫る朝に、姫路神社寸翁開会において、「親子で学ぼうよ!日本人のこころ」を開催しました。いつもの『実語教』の素読は、いつになく元気な素読の声が響きました。次いで、『実語教』の書写、章句の勉強をし、前回から始めました「教育勅語」の朗誦と、現代語訳の勉強をしました。後半は、うらのさららさんの『古事記』の紙芝居を聞きました。今回は、三人神様の誕生のはなしでした。その後は、日本の偉人の話でした。「教育勅語」に顕された十二徳目の二番目の「兄弟に友に」で吉田松陰先生とその弟のはなしでした。