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令和8年の穀雨に思う!「自然に帰れ!」

 桜の花も散り、新芽が芽葺き、春も日ごとに深まってきました。この時期に降る雨を「穀雨」といいます。今年も種まきの時期、植物の成長がはじまるという自然のサインです。週末、過疎の限界集落で畑作業を手伝いましたが、虫も少ないこの時期の農作業は実に気持ちのいいものです。明治以降、日本人は太陰暦(農業暦)から太陽暦に切替え、欧米式のカレンダーを用いてきました。そのこと自体は当時のグローバルスタンダードに適合した国の政策だったと思われます。明治維新から150年以上を経過した今日、私たちが再考すべきは、

この150年間の近代化、産業立国と引き換えに、日本及び日本人が手放してしまった「日本精神」です。我が国は、世界一長い歴史を持つ国です。今年は皇紀2686年、その中の150年間の前半は戦争に、後半は経済に蹂躙されてきました。それが、今の日本人の自己喪失、自己崩壊の元になっています。都会の喧騒の情報洪水の中に身を置いていると、徒に神経を摺り減らすのみです。日本人は今こそ「自然に帰れ」に取り組むべきです。気づいた人からどんどん田舎生活を体験すべきです。令和の時代は、長い日本の歴史において非常に重要な時期であることを是非学んで理解してください。

令和8年4月13日から19日の間に開講された定例講座は以下の通りです。

▼4月16日 安岡教学 『安岡正篤に学ぶ人間学』武田恭一氏(三木英一先生)

 今回はきんでんの社長、会長を務められた武田恭一氏の話でした。

武田氏は、技術畑のご出身でした。戦前に大阪天満宮で40代の安岡先生に会われたご経験がありました。その時の安岡先生の『論語』の講義を機に、『論語』を座右の書にされ、戦後、仕事に復帰した後も『論語』を経営に如何に活かすかを常に頭の片隅におかれたそうです。きんでんは、「きんでん学園」という社会教育制度をもっています。「技術を売る前に人をつくれ」ということです。