広島と長崎、二つの原爆の日に思う

岡本瑞司 「平和の祈り」(鉛筆画)
戦後81回目の被爆の日を迎えた広島と長崎。世界唯一の被爆国から世界に向けて核廃絶を訴え始めたのは、広島が昭和23年、長崎が昭和24年でした。非武装の一般市民の大量虐殺は明らかな国際法違反であるにも関わらず、戦勝国側は罰せられることなく、日本にすべて戦争責任を押し付け、日本だけを悪者に仕立て上げたのが戦後GHQが実施した日本解体戦略でした。終戦間もない昭和20年9月22日に「降伏後におけるアメリカの初期対日方針」が発表され、その後10月から各方面の公職追放が始まりました。その数は約21万人。その中でも戦前の日本を支えてきた言論、教育に対する公職追放者がもっとも多かったのです。日本の教育の荒廃はここから始まりました。「自由」と言う言葉がもてはやされ、修身と修養を忘れさせ、アメリカを夢の国と崇めるという愚行を受け容れてしまったのです。その結果が今日の日本の教育の荒廃ではないでしょうか。
公職追放が解除された翌年昭和27年(1957年)、大東亜戦争終結から7年後の4月28日に日本はサンフランシスコ平和条約によって、国際社会への復帰が叶いました。と同時に日本は主権を回復し、新日本建設に入るべきでした。日本がいつまでたってもアメリカの妄想から離れられず、Noと言えないのは真の精神的自立が為されていないからです。日本には2686年に及ぶ日本精神があるということを全国民が再認識して、褌を締め直して国家を再建していくのが令和と言う時代の歴史的意義です。我が国の最高の徳である「徳と仁」をそなえられた今上陛下の御代は是くあるべきなのです。令和八年丙午のお盆が始まっています。先祖をお迎えし、家族の平穏を祈ると同時に、日本の歴史に思いを馳せる機会にしてください。日本は永遠に不滅です。
8月3日から8月9日の間に開講された定例講座は以下のとおりです。
▼8月8日 師友活学塾 第四期『人に長たる者の人間学』第5講
大人の学(竹中栄二先生)

今回から、「大人の学」、即ち『大學』を学びました。人は、学ばなければ普通の人、小人です。修己修身の学を修めた上で、次に学ぶのが修己修身の学です。多くの先哲が『大学』によって開眼しました。近江聖人中江藤樹は十一歳の時に、『大学』を読んで、学問の志を立てました。農村聖者二宮尊徳しかり、大経世家山田方谷も皆んな『大学』の素読で気づいたのです。
▼8月8日 伊與田易学を読む 天火同人―2 (竹中栄二先生)

今回は天火同人の後半部分です。地天泰の世が気づいたら天地否の否塞の状態に陥ってしまった世の中も、志を持った同志の結びつきで、改善されて世の中に明るさが戻って行きます。その戻って行く過程においてそれぞれの地位でなにを為すべきかが説かれているのが「天火同人」の卦であります。
▼親子で学ぼうよ!日本人のこころ 第22講
酷暑の勉強家は神社境内の掃除から始まりました。にへばりついた雑草を取ってほしいという宮司さんからのお願いで勉強前の30分間汗をかきました。ご褒美のスイカを頂いて、元気に『実語教』を素読しました。幼稚園の年中さんも、小学6年生も元気にまなびました。『教育勅語』を朗誦し、明治天皇が国民に伝えたかった思いは何かを学びました。後半では『教育勅語』に込められた十二の徳目の中から「博愛衆に及ぼし」を光明皇后(奈良時代聖武天皇の后)の話で学びました。子供たちの一番の楽しみはうののさららさんの紙芝居『古事記』の「やまたのおろち」の巻を楽しみました。八匹のおろち退治に出たすさのおのみことは如何にしておろちを退治したのか、子どもも大人も胸を躍らせて聞き入りました。