この国を思う:日本が危ない!ここまで来た日本の侵犯
皆さんは、「重要土地等調査法」という法律を御存じでしょうか。この法律は『サイレント土地買収』の著者平野秀樹氏(姫路大学特任教授、当塾理事)らの10有余年の長き活動によって漸く、制定された法律です。最近になって、外国人、特に、中国人による日本の国土の買収、取得が明るみになり、報道されるようになりました。はたしてその実情は如何に。現在、どこまで外国資本による日本の国土消失はどこまで進んでいるのか。今こそ我々は真実を知り、国民一人一人が国土を護るという意識をもった行動をしないと、中国という厄介な隣人は、ズケズケと土足で私たちの自宅に上がり込んで、勝手気ままなことをし始めているのです。中国は、堂々と国際世論に2030年には日本の一部を中国の領土に取り込むとか、2050年には日本を東西に分け、中国の自治省に組み込むなどと宣言しています。これに対して、何も反論しない、出来ないこの国の為政者達の無能ぶりには空いた口が塞がりません。皇紀2683年、連綿として存在してきた日本という国が亡国になるや、否やの危機になります。歴史学者トインビー博士は、「自国の歴史を忘れた民族は滅びる。すべての価値や物やお金に置き換え、心の価値を見失った民族は滅びる。理想を失った民族は滅びる。」という名言があります。「今だけ、金だけ、自分だけ」が当たり前のように浸透してしまった祖国日本はどこにいくのでしょうか。
今、日本として日本人としてなすべきことは、国民一人一人が、我が国の歴史を見直し、偉人先哲を顕彰し、日本精神を振起して「国を護る」ことに立ち上がらねばなりません。
7月1日 安岡正篤先生全著作を読む 第24講(竹中栄二先生)
『いかに生くべきか-東洋倫理概論』の第七講は、この書の最終章 晩年の倫理を味読しました。晩年はいうまでもなく、人として生を全うする時期に阿当ります。一斎先生が「老いて学べば死して朽ちず」と「三学戒」に言われているように、晩年にも晩年の学び、倫理観が必要です。昨今は、「終活」という言葉が独り歩きしていますが、単に物質的に身辺整理をするのでは、人として終わりを全うすることはできません。「終わりを慎み 遠きを追えば民の徳厚きに帰す」(『論語』学而第一)と曽子も言っています。
7月2日 新聞を10倍楽しく読める地政学 中級篇(竹原俊三先生)
電力問題の最終講義。
ロシアのウクライナ侵攻により始まった世界中のエネルギー争奪戦はいつまでの続くのでしょうか。ガソリン価格の高騰によりエコカー化が進み、私たちの生活も電気失くして成り立たないくらい、電気は生活の必需品となっています。夏本番を迎え、電力需要が逼迫するこの時期に、日曜日の早朝の2時間の講義は各自が、電気、電力問題を考える貴重なひと時となりました。