この国を思う:かかしの里のひな祭りと現代日本人の心の空洞化
日々、春めいてきた今日この頃です。例年どおり姫路の山奥にあたる奥播磨、姫路市安富町関集落、別称かかしの里では、「かかしの里のひな祭り」が開かれています。土日には、他府県からも来村されて賑わっていますが、最近は外人さんの来村が増えていますが、日本人の子供の姿は殆ど見当たらないようです。これはとても寂しいことですね。日本人が日本人の心をしみじみと体感することができる節句のお祭りに見向きもせずに、ゲームやアニメに夢中になっているこの現象に早く何らかの取り組みをしないとこの国の衰亡は益々加速されることでしょう。今こそ、週末には家族で身近にある田舎を訪ね、自然と日本の原形を見直し、心の洗濯をする機会を増やしてほしいものです。
令和6年2月26日から3月3日日の間に開催された定例講座は以下のとおりです。
▼人物に学ぶ 人間力強化講座 竹中 栄二氏(加古川太子学研究会代表)
「今こそ読みかえそう十七条憲法』
最初に、「やまとたけるとうまやとのおうじ」という電子紙芝居を見ました。
加古川の有志の依頼で始まった少年聖徳太子の研究が、一年たった今、電子紙芝居という形になりました。今、日本が日本人が為すべき最も基本的な大切なことは祖先先人に対する敬慕、追遠と各自が正道を精一杯生ききることです。この加古川から日本へ発する「国を大事に思う」活動に一人でも多くの人が賛同し、参加してほしいと思いました。十七条憲法にある「和を以て貴しと為す」こそが世界に恒久平和をもたらす教えだと思います。