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かかしの里 日本の自然を学ぶ会 (夏休み特別企画)

 

 先日、NHKスペシャルで放映されました「ニッポンの家族が非常事態!?」という番組をみました。思春期の子供をもつ親御さんなら殆どの人が経験している問題について最新の脳科学研究から問題の解析をされていてとても興味深い内容でした。この番組を見て、益々、何とかしなければいけないと感じたのが、「スマホ依存症」です。今日、何処に行っても、どの場所にいても周りを見渡せばスマホをいじる人だらけです。情報通信機器としてのスマホは人類の偉大なる発明ですが、一方で、現代社会に深刻な事態を引き起こしていることに目をむけ、対処策を一日も早く講じねばなりません。近年、世界的なベストセラーになりました教育大国スウエーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏の『スマホ脳』(新潮社新書)には、スマホの功罪が明確に述べられていますので、是非、ご一読ください。

 さて、そんな時代だからこそ、スマホやデジタル機器から解放された時間を大自然の中で子供たちに持って頂きたいという思いで、今夏から当塾では「日本の自然を学ぶ会」を姫路市の奥、奥播磨かかしの里(姫路市安富町関)で開催することにいたしました。

 この小・中学生を対象とした夏季研修会の歴史は古く、生駒山中にありました成人教学研修所で、夏休みに開催されていました「尋常研修会」が最初です。

テレビも電話もエアコンもない山の中の研修所で、初めて知り合った友達達との二泊三日の生活を通して、日本のこと、日本人であることの誇りをもつ逞しい子供に成長することを見てきました。令和の時代に入り、大人も何をどうしたらいいのかわからない時代になっています。こんなときだからこそ、子供達に地に足のついた日本人としての生き方を体験してほしいと思います。

 学校の教育では学ぶことのできない大自然の中でもプログラムを用意していますので、多くの子供さんたちの参加をお待ちしています。参加資格は、小学校3年生以上から中学生までですが、兄弟姉妹が参加するのであれば、小学校3年生以下でも可能ですので、ご相談ください。申込みは、添付の「かかしの里 日本の自然を学ぶ会」からお願いします。