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世直し祈願萬燈行大会開催される。祖国日本の安寧と発展を!

(安岡正篤先生の最後の萬燈行大会参加の様子)

 令和6年5月25日、26日の二日間に亘って「世直し祈願萬燈行大会」が開催されました。昭和34年伊勢湾台風が近畿に襲来しました。この時、伊勢神宮の神域の大樹は一本も倒壊して拝殿を侵すことがなかったということを目撃された安岡正篤先生は、早速に、「世直し祈願の萬燈行大会」を発願されたのでした。そして、翌年の昭和35年9月25日から「世直し祈願萬燈行大会」が毎年、伊勢神宮で開催されるようになったのです。安岡正篤先生はお亡くなりになる昭和58年5月21日にも、「世直し祈願萬燈行大会」を挙行されておりました。その安岡先生の偉業を継承して現在に伝えるのが、今回開催された「令和六年度世直し祈願萬燈行大会」なのです。

アインシュタインが、トインビーが絶賛した伊勢神宮の佇まい。言葉では言い表せない、崇高な、異次元の世界がここにあります。日本人の魂はここにあります。年に一度の「世直し祈願萬燈行大会」は、毎年5月の最終土曜日、日曜日に開催されますので、是非、一度参加された、古代日本人の心に触れてください。

令和6年5月20日から、26日の間に開催された定例講座は以下のとおりです。

▼姫路水厚会講座『酔古堂剣掃を読む』 (田中昭夫先生)

『酔古堂剣掃を読む』の講義も三回目に入りました。

 今回は第二章の「風雅の極致」の六話目の「四時の夜と佳客」を味わいました。前の第五話では「わが風流三昧」を味わい、竹林の隙間から見える月影に思いを馳せる、思索を深めるというのは中々修養を積んだものでないと味わえいことを学び、今度は、そこに心友が登場し、酒を組み、試作を披露しあうという至極のひと時の過ごし方を学びました。最後は、やはり蘇東坡が登場し、「歳行尽きぬ。風雨凄然たり。紙牕竹屋、灯火青熒。時に此の間に于いて小趣を得」という句で締めくくられました。

▼伊與田人間学を学ぶ 第五期『己を修め 人を治める道』第5講(竹中栄二)

今回も、『大学』を味わいました。『大学』は、三綱領、八条目からなる「経」の部分と『書経』、『詩経』などの古典を引用して、「経」の裏付けとして添えられた「伝」からなります。今回は、その「伝」の途中からで、『詩経』からの引用が殆どでした。「切磋琢磨、瑟僴」の四字熟語の基になる部分です。

私たちは、心の中に「良心」という鏡を持っていること。その心の鑑を如何に曇らさずに、常に、明鏡であることを保つために、君子は「慎独」の工夫をするのであるということを学びました。