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79回目終戦記念日

今年も日本の一番熱い日「8月15日」を迎えました。

午前10時を前に兵庫縣姫路護国神社拝殿において、「令和六年英霊感謝の集い」の正式参拝の儀が執り行われました。低頭して泉宮司が読み上げられた祝詞を伺いながら戦後七十九回目の英霊への追遠の念を捧げました。祖国、父母、家族を思い戦地に散華されたご英霊と一体になる思いでした。

 正午を機に、昭和二十年八月十五日と同じように天皇陛下のお言葉を拝聴し、全国一斉にご英霊に対して黙とうを捧げました。参列した全国国民は昭和天皇の玉音放送のお言葉「堪え難きを堪え、偲び難きを偲び、依って萬世の為に太平を開かんと欲す」を想起されたと思います。今、我々は英霊に今の日本の姿をどうぞご覧になってくださいと胸を張って説明できるでしょうか。唯々、今の日本の惨状を嘆きつつ手を拱いている無能さを懺悔するしかないのではないでしょうか。来年は戦後80年の節目を迎えます。この節目を迎えるまでに、「新日本建設の一歩」を説明できるようにこの一年は必死のパッチで取り組みますというのが、全参加者の決意であり、覚悟であると思いました。自分一人が頑張ってもと尻込みすることなく、国民各自が「道義国家日本の再建」の覚悟を固め、一隅を照らすことを今日から、今から始めましょう。当塾は、国士、安岡正篤先生の国を憂うる思いを次世代に伝える活動を今後も展開していきます。

令和6年10月13日開講の新講座「親子で学ぼうよ!日本人のこころ」

 日本人が日本及び日本人の心を取り戻す為には、郷土の先覚、先人に学ぶという「先祖祀り」を真摯に実施することです。姫路藩は藩校「好古堂」を頂点として藩内の教育を実施していました。現代にその藩校での教育を再現し、次世代を担う子供たちに正しい郷土の歴史、先人先哲の生き方を共に学んで行きます。

令和6年8 月5日から8月12日の間に開催された定例講座は以下の通りです。

▼安岡教学「安岡正篤先生生誕100年」鼎談 第2講(三木英一先生)

 今回は、関西師友協会の機関誌『関西師友』誌に掲載された新井正明氏、豊田良平氏、金森茂一郎氏による鼎談記事が教材でした。関西では安岡正篤先生を囲む財界トップの勉強会として「無為会」がありました。鼎談にご参加の御三方はそのメンバーとしてずっと学んで来られました。安岡先生との出会いのご縁から教示頂いた書、言葉などを各自が語られています。