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令和7年を日本精神への回顧元年に!

3連休の中日は絶好の祭り日和、スポーツの日になりました。祭囃子や屋台の掛け声が遠くから聞こえる静かね姫路神社境内に於いて、当塾主催の10番目の定例講座がスタートしました。

「親子で学ぼうよ!日本人のこころ」という新講座は、学校では体験できない古き良き江戸時代の日本人の教育を再現した徳育をベースにしたカリキュラムを目指しています。毎月第二日曜日の午前中に姫路城北東に位置する姫路神社で開催していきます。今は子供とその親御さんの勉学の場ですが、後には、大人でも漢学(藩校教育のもと)を学びたい人、四書五経を読んでみたい人の勉強会の場としても活用していきます。

姫路城の北東に静かに佇むこの神社の御祭神は姫路城主であった歴代酒井侯です。また、姫路神社の脇には、姫路藩の藩政改革に貢献した河合寸翁道臣を祭神とする寸翁神社があります。将に、勉学処として申し分のないところです。ここで、心を鎮めて、日本精神への回帰をすすめて行きたく思っています。境内の掃除から始まり、神殿拝詞を行って講義に入ります。素読、書写、朗読、輪読など、学校では体験しないいろいろなことを親子で体験し、日本人として人格を深め、高めて行きたいとおもっています。

毎月第二日曜日は、姫路神社にお越しください。見学だけでも結構です。今、日本人にとってもっとも必要な教育の原点はここにあることを知ってください。

10月7日から13日に開講された定例講座は以下のとおりです。

▼伊與田覺先生のみ教えに学ぶ 『人物を創る人間学』第三講(三木英一先生)

 第三講は、『大学』についての伊與田覚先生の講話を味読しました。中江藤樹先生が、山田方谷先生が、そして二宮尊徳翁が生涯の心の支えとした『大学』の章句は、どこを読んでも為政者(リーダー)たる者が学ぶべき必読の書であります。「天子よりもって庶人に至るまで、壹に是れ皆身を修むるを以て本と為す。」とありますように、大事を為すにはまず、修己修身でありましょう。

講義の終わりに、伊與田覚先生の『大学』素読テープを聴きながら、全員で『大学』全文を素読し、伊與田人間学を体感しました。

▼親子で学ぼうよ!日本人のこころ 第一回(竹中栄二先生)

 当塾として10番目の定例講座が開講しました。これまで、大人に焦点をあてた勉強会を主催してきましたが、これからの新日本の建設の爲には、子供たちの教育を一番に考えねばなりません。偏差値教育に代表される知育偏重の学校教育に、子供たちの背骨を立てる教育、「徳育」を加味した教育を実施します。江戸時代の教育、即ち、藩校教育を中心とした私塾、寺子屋教育が明治以降の日本、近代日本の基軸になったことを親子で学びました。