先師安岡正篤先生没後41年に思う!
12月13日は、先師安岡正篤先生の御命日でした。大正、昭和と日本の政治、経済に関わった為政者に多大な影響を与えた安岡先生の残された著作、言葉は将に現代の至言です。毎年、年末になると「安岡干支学」を編みますが、その教えは、いつの時代になっても色褪せることはありません。特に、今から60年前前後の昭和三十年代から四十年代に安岡先生が遺された講話は現代の世相にもピッタリ当て嵌まります。大正末期から日本社会に警鐘をならし続けてこられた先師の教えに応える為にも、今こその教えを実践し、令和の世直しを決行しなければならいと決意を新たにした今年、令和6年の御命日でした。
今月21日、22日には、先師のご遺徳を顕彰する会「令和六年瓠堂忌」を先生が幼少時に過ごされた東大阪、四條畷を中心に開催いたします。式典、講話はリモートでも参加可能ですので、ご興味のある方は当塾迄ご連絡ください。
令和6年12月9日から15日の間に開講された定例講座は以下のとおり。
▼伊與田覺先生のみ教えに学ぶ『人物をつくる人間学』(三木英一先生)
今回は、『人物をつくる人間学』の中から『易経』の講義を頂きました。伊與田覺先生といえば、『論語』、『大学』、『中庸』、『孝経』を連想されることが多いと思いますが、学生時代から『易経』を読んで居られました。東洋哲学の奥義とも言われる『易経』を長年読み込んでこられての「伊與田易学」の講話を学びました。