昭和維新100年 日本精神に回帰すべき年 第1話

皆さん、あけましておめでとうございます。令和七年乙巳の年、最初のブログです。激動が想定される一年が始まりました。「巳年」は、蛇が脱皮するがごとく、旧体質を脱ぎ捨てて、新たなチャレンジ縁起の良い年と楽観的な見方される方が多いのですが、昨年の甲辰の年からの教えを引き継ぐと、楽観的ではいられません。昨年、後半新しく芽吹いた芽は、まだまだ、外界の圧力、妨害にあった真っすぐに進めない状況でいます。今年の前半は、大方の人の予想どおり、世界的なパラダイムシフトが起ります。1月20日のトランプ大統領の再就任はその引き金になることは間違いありません。このような状況で、如何に生き抜くか、日本及び日本人の正念場となる年です。そこで、各自、年頭自警の五か条を読み上げ、一年の初めの決意としましょう。

一、年頭まず自ら意気を新たにすべし
初日の出を拝む時の気持ちで、今年も一年元気に一生懸命生きるという決意を新たにし、背筋を伸ばして日々を過ごすという覚悟をもって自分を奮い立たせることです
一、年頭古き悔恨を棄つべし
日々の生活の中には、「悔い」が一杯あります。名君、名経営者と雖もです。自らの失敗を内に省みて、自責の念をもつ謙虚さは大切ですが、いつまでも引きずっていてはいけません。古き悔恨は棄てさり、悔恨を活かすことを考えましょう。
一、年頭決然滞事を一掃すべし
悔恨とも関係しますが、私たちは兎角、面倒なもの苦手なものを後回しにしがちです。後回しにしたことが発端となり、新たなトラブル、障害になりかねません。「滞事」は、出来るだけ早く手をうって処理してしまいましょう。
一、年頭新たに一善事を発願すべし
世の中、全ての人に共通な人生の原理原則に、「善因善果、悪因悪果」があります。善事は自分の日々の心掛けにより、善事を続けることで、前向きな正しい生活ができるのです。
一、年頭新たなに一佳書を読み始むべし
最近はスマホは開いても、本を開かない人が増えていますが、人間の人格向上には読書が不可欠です。それも自分のこころの糧となるような本を耽読することです。実りある人生を送る為にも座右の書を見つけ、毎日読書をしましょう。
今年は昭和維新百年、日本精神に回帰すべき年です。ご多幸を祈念します。
一般社団法人 令和人間塾・人間学lab. 理事長 竹中栄二