MENU

昭和維新100年 日本精神に回帰すべき年 第14話

昭和の日 第七回定期講演会の予告

 4月29日は1920年から64年間天皇誕生日でした。当塾では昭和天皇の遺徳を顕彰する日として昨年より、定期講演会を「昭和の日」に開催しています。今年はまったなし日本の教育を如何にして日本人の為の真の教育に戻すかということを考えてみたいと思って居ます。そこで、今年は長崎大村市で「徳塾 修身館」を主宰される寺井一郎先生を姫路にお招きし、「戦後80年、『今、なぜ修身教育か!』~己の人格を磨き高める~」と題してご講演頂きます。寺井先生は長崎を中心に、小中学校などで徳育の大切さを説いて居られます。今に乱れ切った社会秩序と礼を糾すには修身教育の復活しかありません。その修身教育を長崎で実践されているのが寺井一郎先生です。

4月14日~20日の間に開催された定例講座は以下の通りです。

▼4月17日 安岡教学『活眼活学』第10講 (三木英一先生)

 今回は『活眼活学』の最新版に追加されている安岡正篤先生が松下政経塾の入塾式に出講された際の講演録を味読しました。松下政経塾と言えば松下幸之助氏がこれからの日本を創り、導く政治家を育成するという目的で昭和54年(1979年)に神奈川県茅ケ崎に開設された私塾です。近年は入塾者が減少しているようですが、のべ285名の卒塾生を政財界に輩出してきています。当日の安岡先生の講話は、「縁を貴び、果報を生む」でした。安岡先生の地縁の話に始まり、最後は政経塾の眼目である政治とはの話で終わりました。政治の根本は道徳であるというのが結論です。