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昭和維新100年 日本精神に回帰すべき年 第17話

6月15日(日)先師伊與田覚先生のお誕生日を祝う会に向けて

 令和7年も早、夏の声を聞く時期になりました。夏というといつまで経っても私の脳裏をよぎるのは先師伊與田覺先生の下での夏期研修会です。生駒山中の成人教学研修所で、同志道友と寝食を共にして学んだあの修養体験がなければ今の自分はないと思うのです。

 さて、今年も先師伊與田覺先生のお誕生日をお祝いする会、第四回有源会が近づいてきました。一年に一度、先師の遺徳を顕彰し、道友と先師から引き継いだ志を確認する為に始めたのが4年前です。今年は、不肖私が「今こそ伊與田人間学を!」という演題で、混迷が続く令和の世を如何に糾し、悩める人々を救済する一助となればと思いで講話させて頂きます。現代人が忘れ去ってしまった、「人と成る」基本を伊與田覚先生の私自身が4年間に亘って講義してきました「伊與田人間学」(『論語』『孝経』をベースにした総合人間学)のお話しをさせて頂きます。

6月15日(日)は午前9時30分から開場、受付を開始し、10時からお誕生日を祝う式典、講演会を開催します。その後は、希望者のみの参加で、懇親会を開き、伊與田人間学のみならず、参加者の活動に関する情報交換の場とし14時までゆっくり語り合いたく思います。多くの方のご参加をお待ちしています。

5月12日~5月18日の間に開催された定例講座は以下の通りです。

▼5月15日 安岡教学「安岡正篤に学ぶ人物学」第1講(三木英一先生)

 今回からテキストが『安岡正篤に学ぶ人物学』(致知出版社)になりました。安岡正篤先生がご存命中、教えを受けられた先輩諸兄28人が語る「安岡教学」を味わっていきます。初回の今回は、元住友生命会長、元関西師友協会会長を務められました新井正明先生の講話です。安岡家と新井家は東京小石川のご近所でありましたので、新井氏は学生の時分から安岡先生の教えを受けられました。今回の講話では、「人間安岡正篤」の魅力とは何かについて語られています。