戦後80回目の終戦記念日を迎えて 萬世の為に太平を開く!

今週8月15日は大東亜戦争終結80年の日です。戦後の昭和の時代は44年、平成の時代は30年、令和の時代6年と日本国は変化してきました。どん底からの復興を20年で成し遂げ、技術革新とものづくりで世界トップクラスの経済大国となりました。しかし、その繁栄と裏腹に贅沢、奢侈に流され、今日、これがあの「道義国家日本」なのかと目を覆いたくなるような事件、事象が頻発しています。政治家、企業家は金の亡者に成り下がり、嘗て、聖職と呼ばれた警察官、教師も地に落ちた行為を繰り返しています。80年目の終戦記念日には全国一斉に正午に黙祷が捧げられます。
乙巳の年の本年は、我が国において常に新しい社会秩序が形成されるきっかけとなる歳です。645年の大化の改新は、今日「乙巳の変」と呼ばれていますが、日本という国が国としての体を確立した年に当たります。我が国の国体(国の体)は、君臣一体、君民一体です。君も臣、民も私心を置いて、公の心で自分の置かれている時と処と位に応じて「公」を尽すことです。日本という世界最高の国に生を受けたことを自覚し、日本人として日本人としての使命を全うすることを8月15日に祈念したく思います。民族の歴史、先人先哲を敬い学ぶという姿勢で英霊に手を合わせたいと思います。 合掌
8月4日~8月10日の間に開催された定例講座は以下の通りです。
▼8月6日 人物に学ぶ 人間力強化講座(藤村清香氏) (竹原俊三先生)


江戸時代後期、姫路藩は深刻な財政難に地炒りました。文化5年(1808)には藩の借金は歳入の4倍強の73万両(現在の価値に換算すると481億円)に達し、藩主酒井忠以侯は家老の河合道臣に財政再建を命じたのです。今回は、文人政治家の河合道臣が高砂を中心に展開した教育と殖産興業の話をルネサンスみなと町高砂の副代表を務められる藤村氏から頂きました。