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全国藩校サミット朝倉大会開催される!

(藩校活動報告会)                (基調講演:河合 敦 氏)

 第23回を迎えた全国藩校サミットは昨年の岩手南部藩から九州福岡の秋月藩に場所を移して11月1日、2日の二日間の日程で開催されました。江戸時代全国三百諸侯、二百七十余藩と言われた270年間の幕藩体制の基盤は各藩の存続を賭けた人材育成でした。その中心が藩校と呼ばれる武士の子弟の教育機関です。また、各班では庶民でも優秀な人材を育成するために郷学、私塾、寺子屋で学べるようになっていました。鎖国政策が解かれ、明治維新後に世界に目を向けて近代国家建設に取り組んだ日本には、既に、世界最高水準の人材が育成されていたのです。

 藩校教育の基礎は、修己修身(自分の身を修める:正しい人間の生き方の基本を身につける)の学びに始まります。藩校教育は下考、中考、上考と学問の向上に随って進み、将来の為政者たるべき修己治人(経世済民:リーダーとして藩民に安定、安全を実現する)を目指します。

 戦後80年、この80年間日本の教育は知識・技術重視となり、人として最も大事な「如何に人物となるか」の視点を見落としてきました。その結果が近年の諸犯罪、事件、社会現象を惹起していることは自明の理です。今、日本および日本人は自己崩壊を興しています。これに歯止めをかけ20~30年掛けて教育を再建する覚悟と実践を急がねばなりません。そういった意味で藩校サミットは、全国藩校教育の再興を促す重要イベントであります。姫路藩は現段階では藩侯サミットに正式参加していませんが、姫路藩主だった酒井のお殿様は大の学問好きでした。姫路藩最大の財政危機を見事に建て直した河合寸翁道臣は、藩校教育を受けた一人でした。姫路に令和の好古堂を再興することを目指して

全国藩校サミット姫路大会招致の活動を当塾は推進していきたいと思います。

 11月3日~11月9日の間に開催された定例講座は以下の通りです。

▼11月9日 親子で学ぼうよ!日本人のこころ 第12講(竹中栄二先生)

 雨の中、姫路神社には3歳の女児から83歳のおじいちゃんまで11名の参加で『実語教』(素読と書写)、『論語』(素読)、紙芝居で学ぶ古事記、郷土播磨の古代史のヒーロー(ヤマトタケルとウマヤトノオウジ)を学びました。一年間、『実語教』を素読してきたO君(11歳)は、素読も書写もしっかりできるようになりました。小学2年生のS君は、書写が大好きで一生懸命筆ペンを走らせていました。