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最近のスポーツ選手に見る日本精神の発揚!

 プロ野球選手大谷翔平さんが3年連続4回目の米大リーグMVPを受賞しまし、サッカー日本代表サムライジャパンが世界の強豪ブラジルを撃破しました。ここ数年、日本のスポーツ界は世界で大躍進しています。彼等が活躍すればするほど、世界は日本精神に注目し始めました。政治、経済では後手後手に回り、落日の日本を想起させますが、スポーツ界は世界を席巻しています。彼等には日の丸を背負って戦っているという自負があり、日本人として恥ずべき行動はできないと人間的にも立派であろうと努力しています。これまで世界では通用しなかったのですが、世界と肩を並べるまでに至ったのは、彼等が日本人と日本精神を自覚したからだと思います。

それなのに国内の社会情勢に目をむけると予想だにしない事態、凶悪犯罪が横行しています。中でも犯罪の若年化が著しいようです。同じ20代の若者が片や世界を相手に活躍するスポーツ選手であり、片や犯罪者として逮捕され生涯を棒に振ってしまっている状況です。この両者の差は何處にあるのでしょうか。『論語』に「子曰わく、性相近し、習相遠し」という言葉があります。お父さん、お母さんの間に皆に祝福されて誕生した時は皆同じ能力、才能をもっています。しかし、その後の人としての学習によって20年足らずで斯くも大きな差がついてしまっています。その差はどこにあるのでしょうか。それは「志」(こころざし)の有無です。「志」とは人として生きる目標です。人と動物が違うのは、私達人間には学習とそれを継続して人格を高める能力があることです。スポーツを中心に据えた人達は高い目標を掲げ努力し、自分の能力を開花させています。大谷翔平選手はその代表でしょう。大谷選手に限らず、最近世界で活躍するスポーツ選手は日本人の特性である「礼儀正しさ」「フェアプレー精神」「利他の精神」をきちんと備えています。大谷翔平選手はその最高のお手本で、全大リーグ選手が彼の人格を絶賛しています。今や、世界中の人が注目する代表的日本人です。「代表的日本人」は、日本人本来の日本精神を身につけています。彼等の振舞いはあくまで自然です。意図的、功利的ではありません。人間学では人としての教育を知育、体育、徳育という言葉を使います。知育は、知識、知恵を授ける教育で保育園、幼稚園から実施されます。体育は、運動能力でこれも遊びを通して体を動かし、体を鍛える為に幼少から実施されます。最後の、徳育は父母の間に生れてから躾を通して人として正しいことを教える家庭での教育にあります。この家庭での徳育がその人間の基礎としてとても重要です。小学生までの躾、道徳教育を徹底して行うこと家庭と学校が一体となってしっかり行うことが何より大事なのです。最近、不登校や教室内を徘徊する多動性障害の児童が急増していますが彼等に共通しているのは幼少期からの徳育の不完全です。子供は子どもらしく育ててやらねばなりません。

今こそ、日本の教育維新を起さねばなりません。

 11月10日~11月16日の間に開催された定例講座は以下の通りです。

▼11月11日 あるがままに生きる知恵 第二期 第1講(牛尾政子先生)

 現代を生きる我々にとって最大の関心事は食と健康です。特に、先の新型コロナウイルス騒動の後、様々な身体的問題が露見していますが、その根幹は食にあります。第一期(6回)は、現代人を悩ませる病気、即ち、花粉症などのアレルギー疾患と食、統合失調症など精神疾患と食、糖尿病、ガンなどの生活習慣病と食について学び、正しい飲食物の選択の為の正しい知識をまなびました。その総まとめを第二期の第一回では行いました。

▼11月13日 伊與田覺先生のみ教えに学ぶ 

『指導者として人物を磨く・論語』第四講 『大学』(三木英一先生)

今回のテーマは、『大学』です。人間学の基本書籍として古より多くの先人哲人が味読し、心の支えとして来た書です。冒頭に、「大学の道は、明徳を明らかにするにあり。民に親しむにあり。至善に止まるにあり。」とありますように、修己治人の学はこれを眼目とします。武士も農民も人の上に立つ者はみなこの教えを体得しています。近代日本の大経営者の松下幸之助氏は、社業発展の為に社員研修に力を入れられました。その最初は研修の指導者に一年間みっちり伊與田先生の元で、『大学』を学ばせました。