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乙巳の歳の冬至に思う

 昭和維新100年、戦後80年の年が終わろうとしています。今年は旧体制を打破して新規勢力が安定基盤を確立すべき年でした。日本国内では後半に入って日本発の女性総理大臣、高市早苗内閣の誕生で一気に国内が明るくなりました。高市総理の言行をみていると「無私の精神」「公の精神」という現代日本人が忘れていることを、身をもって体現されているように思います。国会討論での誠実で丁寧な応対に対して質問する野党議員の質の低い答弁には辟易します。国を代表する為政者の最上位の集まりである国会に参加する者は全員が「無私の精神」「公の精神」を心に秘めて行動してもらいたいものです。乙巳の年を遡ると、日本最古の元号である大化にいたります。645年、「ムシゴロシ」大化の改新と昔ならった年です。現在の教科書では「大化の改新」と「乙巳の変」としています。それは本当の改新の作業は646年の丙午の年から始まる30年の改新だからです。令和7年のぎりぎりで「令和の乙巳の変」が興りました。この変化を新日本建設の第一歩として捉え、日本国民精神の作興に結びつけて行かねばなりません。令和8年丙午の年は、馬歳です。天馬の如く飛躍する日本を導いてくれるでしょう。来年も一燈照隅、萬燈照國を合言葉に活学してまいりましょう。今年一年のご愛読ありがとうございました。令和8年のブログ記事第一号は1月5日に出させて頂きます。

 12月15日~21日の間に開催された定例講座は以下の通りです。

▼12月16日 政治家及び政治・行政に関わる人の人間学 第10講 

(三木英一先生、竹中栄二先生)

 第10講の今回も『瓠堂語録集』、『為政三部書を読む』を熟読いたしました。

前半の『瓠堂語録集』では、『大和』からの「大和のこころ」「人体の不和と病気」「家庭の不和と子女の悪化」「人間不和の最大なるものー戦争」「天に棄物なし」を学びました。「大和」は「和を以て貴しと為す」の「和」で日本精神の中心を為すものです。『為政三部書を読む』は、「風憲忠告」の第七「糾弾」(非違をただすこと)、第八「奏対」(天子に奏上すること)の二つを学びました。いずれも、司法に携る者として弁えておかねばならない大事なことです。

▼12月18日 安岡教学『安岡正篤に学ぶ人間学』第5講 亀井正夫氏

(三木英一先生)

 今回は長年関西師友協会の理事(1976~2002)を務められ、無為会のメンバーとして安岡先生に師事された亀井正夫(元住友電工会長)巻です。亀井氏は、社業とは別に国鉄再建監理委員会の責任者を務められました。安岡先生の勉強会で学ばれ、常に事にあたっては「混然として中処す」の覚悟をもって取り組んだと自身の歩を振り返られています。経営の要諦は「優しい心」で「正義」を断行する以外にないと言い切って居られるように、仁の心の実行の範をしめされた大経営者でした。

今回の講話もポートピアホテルで開催された朝食会の話がベースになっています。無為会のメンバーとして大阪の料亭「花外楼」で開催された安岡正篤先生を囲んだ勉強会で学ばれたことと人生の節目毎に安岡先生から頂かれた書など