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この国を思う:日本人の心はこれで育った(千年間のこどもの教科書)

 ゴールデンウイークの最終日は生憎の雨になりましたが、
大阪梅田にあるグランフロント大阪に於いて、白石武之先生を囲んでの実語教勉強会が開催されました。
午後1時15分、梅田論語を楽しむ会の岸本綾女先生の先導で「実語教」の素読がはじまりました。

「山高きが故に貴からず。樹有るを以て貴しとす。

人肥たるが故に貴からず。智有るを以て貴しとす。・・・」

 さすがに、日頃から素読をされている皆さんの朗誦はよく揃って素晴らしい素読となり、
凛とした雰囲気の中、愈々、白石武之先生にご登壇頂きました。
配布された26頁にわたるレジュメは、実語教のみならず、今の日本及び日本人が知っておくべき歴史に基づく教養が見事にまとめられておりました。
白石先生が実語教を世に出された思いは、見事にこのレジュメに集約されていました。
私たちが見ている現実の世界は、実はたった5%程度のほんの氷山の一角であり、「目に見えない世界」があることに現代人は早く気付かねばならないと教えて頂きました。
この「気づき」を世界最古の文明を持つ我が国の国民すべてに知らしめることが我々大人の役割であると再認識させられました。

白石先生が長時間をかけて準備してくださったレジュメの内容を一人でも多くの人に熟読玩味して頂けるように当塾も全面的に白石先生の活動を支援していきたいと思います。

縄文・シュメール以来、神に導かれてきたすべての日本人の思い、即ち、
真実の教え、実語の教え、造り変える力、日本の神々、神州不滅...

令和の時代に必要な「真 日本及び日本人」を「気づいた人」が隣にいる一人の心に一燈を点けていきましょう。

5月2日から7日に実施されました定例講座から

5月6日 安岡正篤先生全著作を読む 第22講『東洋倫理概論』第五回

(竹中栄二先生)

 『東洋倫理概論』の中で、中年の倫理の2回目は、「衣食と職業」、「社会の直視と出処進退」の項でした。
中年、即ち、壮年期は人の一生において最も重要な時期です。
自己を実現する為に就いた職業に真摯に取り組むことの重要性、自己を見つめ、自らの長所を活かし、短所を克服することが如何に常陽名ことであるかを学びました。
早年に掲げた志を目指して、先人達が如何に取り組んできたか、いくつかの逸話を引いて解説されているのを味読いたしました。